WIPOのPATENTSCOPEで検索可能な特許文献が2,800万件を上回る
2013/06/05
ジュネーブ、 2013年4月12日
PR/2013/735
今月、WIPOの PATENTSCOPEに、米国特許商標庁(USPTO)の 国内特許コレクションから、1790年から現在までの特許文献約1,000万件が追加され、2,800万件以上の特許文献を検索できるようになりました。PATENTSCOPE検索サービスは、多くの場合、国 際特許出願として初公開される新しい技術に関する情報にアクセスできる貴重な技術リソースです。
WIPOのフランシス・ガリ事務局長は、「PATENTSCOPEは、人類の技術に関する包括的かつ系統的な履歴記録を提供するだけでなく、最新の技術開発に関する洞察も提供します。WIPOは、P ATENTSCOPEデータベースのさらなる強化と拡張に全力で取り組んでいく所存であり、2013年には、さらにいくつかの国内特許コレクションを追加する予定である」と語りました。
PATENTSCOPEでは、公開日にフルテキスト形式のPCT国際出願にアクセスできるだけでなく、30の国内及び地域特許コレクションにもアクセスすることができます。情報は、キーワード、出 願人の氏名、国際特許分類、及び他の数多くの検索条件を入力することにより、多言語で検索することができます。使いやすい機能により、データベースに収録された豊富な情報へのアクセスが大幅に強化されています。完 全な文献を無料で印刷またはダウンロードでき、検索結果は、グラフィカルな分析ツールを使用して可視化できます。さらに、RSSフィードを通じて特定分野の技術開発を追跡することもできます。
PATENTSCOPE検索システムは多言語対応です。最先端の言語ツールにより、特許検索が簡易化されます。具体的には、1つのツールは、類義語を使用したより詳細な検索を可能にします。このツールは、類 義語はもちろん、元のクエリも複数の言語に翻訳します。もう1つのツールは、特許文献のタイトルや要約の機械翻訳を行います。さらに、インターネット上で無料で利用できる機械翻訳ツールが統合されているので、利 用者は、検索結果や特許明細書を、使い慣れた言語で読むことができます。
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