ガリ事務局長の訪日
2015/02/28
世界知的所有権機関(WIPO)事務局長のフランシス・ガリ博士が2015年2月25日から28日にかけて、高木善幸WIPO事務局長補とともに日本を訪れました。
ガリ事務局長は、宮沢洋一経済産業大臣や伊藤仁特許庁長官などの日本政府高官と会談を行い、国際的な知的財産制度の構築や情報検索サービスを促進するため、日 本とWIPOが引き続き緊密に協力していくことを確認しました。
また、ガリ事務局長は、東京理科大学主催の「IPフォーラム2015」と、日本知的財産協会主催の「第14回JIPA知財シンポジウム」にて、知 的財産制度のあるべき姿やWIPOの取組みなどについてグローバルな観点から講演を行いました。
さらに、ガリ事務局長はキヤノン株式会社の御手洗冨士夫名誉会長や京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の山中伸弥所長兼教授(ノーベル生理学・医学賞受賞者)と知的財産に関する意見交換も行いました。
今回のガリ事務局長の訪日は、日本とWIPOとの協力関係の深化に大きな貢献を果たしました。