WIPO日本事務所セミナー(世界知的財産報告書2015の解説)(無料)
2015/11/19
約300年前の農業を基盤とした経済がイノベーションによって産業やサービスを基盤とした経済に劇的に転換されたことから明らかなように、イ ノベーションは経済発展の重要な要素となっています。あらゆる人類の活動に影響を与えたこの経済基盤の転換は数々の革新的技術によってもたらされました。
世界知的所有権機関(WIPO)が新たに公表した世界知的財産報告書2015(World Intellectual Property Report 2015)は イノベーションが経済成長を促進するメカニズムや知的財産制度が果たす役割について紹介しています。この報告書では3つの過去の革新的技術(航空機、抗生物質、半導体)と、3つの潜在的な革新的技術(三次元印刷、 ナノテクノロジー、ロボット工学)に焦点をあてた分析を行うとともに、イノベーション主導の経済成長の今後のあり方について検討を行っています。
12月4日のセミナーではこの報告書の担当者であるサッチャ博士(WIPO上級経済担当官)が報告書 の内容について解説します。また、解説の後には、日 本の専門家を交えたパネルディスカッションも行います。イノベーションと経済発展の関係に関する最新の研究成果を知る貴重な機会となりますので、どうぞ奮ってご参加ください。
1.講師 シャチャ・ウンシュ・ビンセント博士(Dr. Sacha Wunsch-Vincent)
WIPO上級経済担当官(Senior Economic Officer)
2.演題 「世界知的財産報告書 2015 (World Intellectual Property Report 2015)」の紹介
3.パネルディスカッション「Breakthrough Innovation and Economic Growth」
モデレーター:原山 優子氏(内閣府総合科学技術・イノベーション会議 議員)
パネリスト:
長岡貞男氏(東京経済大学教授、(独)産業経済研究所プログラムディレクター)、元橋一之氏(東京大学大学院教授、(独)経済産業研究所フェロー)
中馬宏之氏(成城大学教授)、(独)経済産業研究所フェロー)
シャチャ・ウンシュ・ビ ンセント博士WIPO上級経済担当官
4.プログラム 2015年12月4日(金) 15:00~16:50 (開場 14:30)
15:00- ~15:20 サッチャ・ウンシュ・ビンセント博士WIPO上級経済担当官による解 説・質疑応答
- 15:20~ 16:20 パネルディスカッション
- 16:20~16:50 オープンQ&Aセッション
5.言語 日英同時通訳あり
6.会場 ステーションコンファレンス東京 5F 503会議室
アクセス: ステーションコンファレンス東京
東京都千代田区丸の内1-7-12サピアタワー5F、電話03-6888-8080
7.定員 先着100名
8.申し込み方法
下記のページからお申し込みいただけます。(ただし、定員に達し次第締切ります。)
9.レセプション
17:00~18:00 レストラン「パパミラノ」、同ビルの3階 約35名
レセプション参加希望の方は氏名を記入の上(japan.office@wipo.int)までメールをください。
セミナーに関するお問い合わせ先: WIPO日本事務所 E-mail:japan.office@wipo.int