IP Advantageケーススタディワークショップを神戸大学にて開催
2018/06/21
2018年6月20日、WIPO日本事務所は設立間もない日本のビジネスのケーススタディを用いたIP Advantageワークショップを神戸大学にて開催しました。
開会の挨拶は神戸大学大学院国際協力研究科教授の金子由芳氏、WIPO日本事務所アソシエイト・リサーチ・オフィサーのレベッカ・フェデラー氏によって行われ、続いてWIPO日本事務所インターンの松井幸江氏によるWIPOの活動、サービス概要と日本事務所の活動についてのプレゼンテーションが行われました。
午後の部でより活発な議論をするための準備として、午前中にはブラジルの知財弁護士で名古屋大学の研究員であるアルアン・モナスチエル氏による知的財産とそれに関連する条約に関する入門講義をして頂きました。
ケーススタディ分析
午後の部では、参加者の分かれたグループそれぞれに対し、日本で設立して間もないビジネスの知財をもとにして作成されたケーススタディを配布しました。参加者はグループ内で議論し、ビジネスの知財戦略に対して分析を行いました。グループは続いて与えられたケーススタディに紹介されたビジネスの強みと知財活用の際の課題に関するプレゼンテーションの準備を行いました。
グローバルな参加者
ワークショップには、主に法学や国際協力を専攻されている、日本をはじめラオス、ベトナム、ウズベキスタン、中国、ミャンマー、ガーナ出身の参加者にお越しいただきました。海外出身の参加者の大半は貿易、投資、司法分野の政府機関職員としての職務経験があり、日本の参加者の中には、大企業の特許を申請する仕事をされたのち、現在は地方の高等学校の電子科にて教鞭をとられている方も見られました。
詳細はお問い合わせまで
(大学様、団体様でこのような知財活用ワークショップの開催にご興味がございましたら、是非WIPO日本事務所までお問い合わせください。)