WIPO GREEN: 国立大学法人 東海国立大学機構(岐阜大学・名古屋大学)がパートナーとしての参加を表明
2020/11/17
澤井智毅WIPO日本事務所長(写真左)が国立大学法人 東海国立大学機構を訪問し、松尾清一 機構長(名古屋大学総長、写真右)、森脇久隆 大学総括理事・副機構長(岐阜大学学長、写真中のモニター内左側)らと会談を行いました。会談では、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けたイノベーションの果たす役割等について意見交換を行い、松尾機構長より、国立大学法人 東海国立大学機構がWIPOが運営する環境技術の技術移転を促すためのプラットフォームであるWIPO GREENのパートナーとして参加することが表明されました。
WIPO GREEN は、低炭素な未来への移行を支援する環境に優しいテクノロジーの採用と利用を拡大するために、そのテクノロジーのイノベーションと移転を促進かつ加速させることを目指して、 2013 年に設立されました。
官民パートナーシップであるWIPO GREENは、環境技術のイノベーターと、環境技術を探している人達と、環境に優しい技術を支援する公的および私的団体と、グリーンイノベーションやその他関係分野の専門家とを繋げます。WIPO GREENの柱であるデータベースには3,800件以上の環境技術が登録され、1,500以上のユーザーに利用されています。
WIPO GREENにはこれまで、政府機関、業界団体、企業、大学など100を超えるパートナーが参加していますが、日本から国立大学法人としての参加は今回が初めてとなります。
WIPOでは、引き続き日本からの多くのパートナー参加を歓迎するとともに、WIPO GREENの活動を積極的に支援し、環境問題解決を通じてSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献して参ります。