株式会社リコー WIPO GREENデータベースに48件の技術を公開
2021/04/19
2021年3月にWIPO GREENパートナーネットワークに参加した株式会社リコーは、環境問題への取組みを支援することを目的として、48件の特許取得済みの環境技術をWIPO GREENデータベースに提供しました。
1936年創業のリコーは、プリンター・複写機の製造に加え、様々なテクノロジーやサービスの提供により、人々のよりスマートな働き方を支援しています。
リコーグループは、環境への責任を認識し、環境保全への貢献を事業戦略の一環として位置づけています。
「地球環境負荷の削減と再生能力の向上に、グループ全体で取り組んでいます。WIPO GREENへの参加は、ゼロカーボン社会の実現など、社会的課題の解決に向けたリコーの取り組みの不可欠な部分です。(リコー サステナビリティ推進本部 社会環境室長 阿部哲嗣氏)」
リコーは、WIPO GREENへの参加の一環として、48件の技術(83件の特許を含む)をデータベースに登録しました。記載されている技術は、環境保全に有効であることが実証されています。例えば、以下のようなものがあります。
有機系工業廃水の無害化処理のための高温高圧水中燃焼システムの効率と耐久性を向上させる技術。
溶剤や水の代わりに樹脂フィルムなどのメディアを用いて付着した汚れを洗浄できるドライ洗浄技術。
WIPO GREENについて
WIPO GREENは持続可能な技術のためのグローバルなマーケットプレイスであり、気候変動に対処する世界的な取り組みを支援しています。WIPO GREENは、そのオンラインデータベースと地域的な活動を通じて、環境技術を求める人と提供する人を結びつけ、グリーンイノベーションを促進し、環境技術の移転と普及を加速しています。是非、毎月配信のWIPO GREENニュースレターを購読ください。