ハーグ制度:複数の意匠を含む国際出願に関するガイダンス
2021/11/18
ハーグ制度の国際的な意匠出願プロセスを可能な限りスムーズに進めるための継続的な取り組みの一環として、1つの出願に、複数の意匠を含める場合に発生しうるさまざまなシナリオと関連する問題について説明する新しいガイダンスを作成しました。
これにより、ハーグ制度の締約国のさまざまな実体的要件を理解できるだけでなく、意匠の不適合に基づく処理の遅延や拒絶の可能性を回避することができます。
注意:すべての意匠がロカルノ分類(意匠登録の目的で使用される国際分類)の同じロカルノクラスに含まれる限り、一つの国際出願に最大100の意匠を含めることができます。
ヒント!ハーグ制度の下では、各締約国の国内法の枠組みが、国際登録によって提供される意匠保護を規定します。意匠が定義された国内要件に適合しない場合、個々の締約国は、適合するまで自国内での国際登録の効果を拒絶することができます。一つの締約国による拒絶は、他の指定された管轄区域での国際登録には影響しません。
詳細はこちら
- ハーグ制度インフォメーションノーティス No. 8/2021
- 複製物に関するガイダンス
- ハーグユーザーガイド
- ハーグシステムメンバープロファイル
問い合わせ先
WIPOハーグ制度–国際意匠制度
WIPOのハーグ制度は、1つの出願を通じて、1つの言語で、1件の料金で、90か国以上で同時に意匠権を確保および管理するための独自の国際システムを提供します。