2022/06/28
FIT/日本知的財産グローバルファンドは、開発途上国及び後発開発途上国 (LDCs) が知的財産制度に関する知識を深め、イノベーションや世界各国への技術移転を促進する国内環境を整えられるよう支援するための、日本政府からWIPOへの信託基金です。
この度、本ファンドについて紹介する動画が公開されました。これまでのファンドの取り組みをショートムービーで確認いただけます。
日本政府が特許庁 (JPO) を介して初めてWIPOに基金を提供したのは1987年のことでした。以来、アジア太平洋地域及びアフリカの80カ国以上で知的財産に関わる様々な活動を支援するために、90百万スイスフランを超える金額をこれまで提供してきています。2019年には、支援対象の拡大を目的として、FIT/日本知的財産グローバルファンドを設立しました。
FIT/日本知的財産グローバルファンドは、日本の知的財産分野における開発途上国及びLDCsとの協力に関する専門知識や経験を十分に活用しながら、以下の目的のためにWIPOの活動を支援することで、全世界の知的財産エコシステムの活性化に貢献しています。