2022/10/18
WIPO日本事務所は、2022年の世界知的財産の日のテーマであった「若者」につき、引き続き取り組みを深化させるべく、11月29日(火)に若者とSDGsをテーマとしたオンラインシンポジウムを開催致します。
今回のイベントでは、若い世代の方々に知財やイノベーションの重要性を知っていただくこと、また、若い世代のイノベーションを支え、支援する国内外の社会コミュニティーの取り組みについて紹介することを主な目的としております。
日本放送協会(NHK)ドキュメント20minにて「12歳、社長になる」(10月24日初放送)として取り上げられた中学生起業家リ・レウォン氏から、世界最大のユーザー団体であるAIPLA(米国知的財産法協会)の会長Patrick J. Coyne氏、ブラジル特許庁(INPI)の元長官José Graça Aranha氏、欧州の商標協会であるMARQUESの元会長Tove Graulund 氏、OM世界大会の本年優勝チームの所属する発明クラブの会長山下博久氏をはじめとした有識者の方々にまで、幅広く国内外からご登壇者をお招きし、イノベーションやSDGsを推進する中で、若者の活躍と知的財産の価値を考えます。
知的財産制度に携わる方はもとより、企業等にて知的創造活動や人材育成を担っている方、大学・高校等にて研究開発や教育に携わる方、学生・生徒や保護者の方、SDGs活動にご関心のある方まで、幅広くお聞きいただけるプログラムとなっています。
なお、本ワークショップの開催にあたっては、日本国特許庁からFIT/日本産業財産グローバルファンド(Funds-In-Trust Japan Industrial Property Global)による財政面などの支援を受けています。
日時:2022年11月29日(火)16時開始、18時終了予定(日本時間)
開催形式:オンライン
言語:日本語/英語(同時通訳)
※本イベントは終了いたしました。各講演のアーカイブ動画は以下のプログラム内でご視聴いただけます。
*注)プログラムは予告なく変更となる場合があります。
世界知的所有権機関(WIPO)は、バランスのとれた利用しやすい国際的な 知的財産権(IP)制度の発展を担当する国連の専門機関です。
WIPOの活動は簡単、効率的かつ費用効果的なシステムを通じて、 世界的に知的財産保護の促進を図ることを目的としたサービスを提供することです。
WIPOの主要なサービスに加え、環境技術の提供者と需要者をつなぐWIPO GREEN、 顧みられない熱帯病、マラリア、結核の治療のための医薬品の情報共有ができる WIPO Re:Searchなど様々な活動を説明した動画や資料を掲載しています。