2022/12/08
2022年11月29日、WIPO日本事務所は、国際シンポジウム「若者と知財」を開催しました。本シンポジウムは、2022年の世界知的財産の日のテーマであった「若者」につき、引き続き取り組みを深化させるべく、若者とSDGsをテーマとして開催されました。約20ヶ国から総勢273名の方にご参加いただきました。なお、本シンポジウム開催にあたっては、FIT/日本産業財産グローバルファンド(Funds-In-Trust Japan Industrial Property Global)による支援を受けています。
昨今、SDGsへの取り組みや、150を超える加盟国首脳の参加のもと、2030アジェンダが国連において採択されるなど、地球及び人類の繁栄のための新たな機運が世界的に高まりをみせております。そのような目まぐるしい情勢の中、未来を担う若者ひとりひとりのアクションや地球規模の諸問題に対する積極的なアプローチが、近年重要性を持つようになってきました。今回のシンポジウムでは、SDGsや、若者、グローバルイノベーションの観点から、イノベーションやSDGsに対する知財の役割、これからの若者と知財の共創、そしてSDGsとどう向き合っていくべきかという点について議論すべく、独創的な事業に日々取り組まれている若干12歳の若手起業家との特別対談をはじめ、世界最大のユーザー団体であるAIPLA(米国知的財産法協会)の元会長、知財教育実務者、スタートアップ経営者、コンサルタント、WIPO/国連SDGs 特別顧問による講演がおこなわれました。
今回のシンポジウムでは、以下のテーマが取り上げられました。
各講演のアーカイブ動画はこちらからご覧いただけます。