2022/03/29
2021年、WIPOはボツワナ企業知的所有権機関 (CIPA) と協力し、FIT/日本知的財産グローバルファンドからの資金提供を受けて、CIPAにおける知財 (IP) 文書 (特許、商標、意匠及び実用新案) のデジタル化プロジェクトを完了しました。
本プロジェクトの目的は以下の通りでした。▽IP庁における事務・審査手続の促進 ▽IP情報へのアクセス性向上 ▽専門的サービスの提供のためのIP庁の能力向上 ▽事務管理業務でのシステム利用の強化 ▽費用対効果の高い方法でのサービスの質の向上 ▽全てのファイル情報をデジタル形式で容易にアクセス・利用可能とすることによる、IP手続のガバナンス・透明性・アカウンタビリティーの向上。
本プロジェクトでは、CIPAの全法域にわたる約40,000件の書面をスキャンし索引付けしました。
2017年、WIPOはFIT/日本知的財産グローバルファンドの支援のもと、CIPAのデータの検証・妥当性確認のためのデータ収集プロジェクトを完了しています。