2022/04/29
2022年3月23日および4月25~26日にかけ、世界知的所有権機関 (WIPO) は国立標準化・工業所有権機関 (INNORPI) と共同で、日本国特許庁の支援を得て、オンライン研修セミナーを開催しました。
本セミナーは、開発途上国における技術移転や発明の商業化・活用を促進する手段として、パブリックドメインに属する発明を特定・利用するための技能・知識を育成することを目的として開催されました。
本セミナーでは、大学やその他の高等教育機関、研究センター、専門家団体など、チュニジアのTISCからの参加者が、新製品や革新的なサービスの開発のためにパブリックドメインの発明を発掘・利用する方法について学びました。
セミナーは2部構成で、第1部では、発明 (特に特許文献に開示された発明) のリーガルステータスを確認・判断するための効果的戦略の構築方法に焦点を当てました。第2部では、ケーススタディーに基づいて、パブリックドメインであると判断された発明を新製品に上手く組み込むアプローチを紹介しました。