2022/11/10
2022年10月4~6日にかけてリマで開催された本会議は、世界知的所有権機関 (WIPO) とペルー公正競争・知的財産保護庁 (INDECOPI) の共催で、日本国特許庁 (JPO) の参加とFIT/日本知的財産グローバルファンドの財政支援を受けて開催されました。
本会議は、ラテンアメリカ地域の知財庁間の協働プラットフォームの構築を実現すべく、アイディアやベストプラクティスの情報交換を促進することを目的としました。知財サービスのデジタル化等を通じて知的財産・イノベーションのエコシステムを強化するためのシナジー創出に重点が置かれました。
本会議には合計16のラテンアメリカ諸国が参加しました (アルゼンチン、ブラジル、チリ、コスタリカ、キューバ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、パナマ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイおよびベネズエラ) 。
会議2日目には、ラテンアメリカ地域における協力関係を強化する方法についてJPOと各知財庁との間で意見交換がなされました。JPO特許技監の桂正憲氏が、ラテンアメリカ諸国とJPOとの協力について講演を行い、地域の知財庁の近代化について参加者と意見を交わしました。