2023/06/02
WIPOは、ジンバブエのハラレおよびカメルーンのヤウンデにおいて、知的財産修士コース (MIP) の同窓生会合を開催しました。本会合の目的は、経営管理のための知的財産の実践的な利用に関するスキルとノウハウをアップデートする機会を、参加者に提供することでした。同窓生が参加することを考慮して、本会合では、域内での知財ネットワークを形成する機会も提供しました。
アフリカ大学 (Africa University) のMIPプログラムの同窓生会合は、2022年12月7~8日にかけ、アフリカ広域知的財産機関 (ARIPO) およびアフリカ大学と共同して、日本国政府の支援を得て、ジンバブエのハラレで開催されました。
アフリカ大学のMIPプログラムの卒業生50名が会合に参加しました。会合に参加した日本国特許庁 審査第一部長の安田 太氏より開会の挨拶がありました。
2023年2月1~2日にかけ、ヤウンデ第2大学 (University of Yaoundé II) のMIPプログラムにおいても同様の趣旨の同窓生会合が、アフリカ知的財産機関 (OAPI) およびヤウンデ第2大学が共同して、日本国政府の支援を得て、カメルーンのヤウンデで開催されました。
ヤウンデ第2大学のMIPプログラムの卒業生41名が会合に参加しました。会合の開会にあたり、OAPI事務局長のDenis Bohoussou氏より挨拶がありました。知財専門家による講義に続き、参加者によるグループワーク・ディスカッションが行われました。実践的な議論を通じて、参加者は、知財管理の重要性を学ぶとともに、同窓生ネットワークを強化しました。