より正確な粒子状物質の測定:2016年ブルーテック・アワード受賞者
フィンランドのPegasor 社はナノ粒子測定を専門としており、粒子によって運ばれる電荷を測定することにより、粒子状物質を検出する革新的な技術を開発しました。
荷電粒子を備えたセンサーから発せられる電流は、たとえば排気管排出物から、空気中の粒子状物質の濃度をリアルタイムで読み取ります。
このテクノロジーでは、10 nm〜2.5μmの粒子を検出でき、高濃度の粒子状物質も測定できます。 また、粒子の表面積をリアルタイムで監視し、質量濃度および/または個数濃度として結果を提示することも可能です。
Pegasor社のセンサーテクノロジーは、公共の建物(オフィス、学校、空港、病院など)、試験所、観測所、エンジン排出量観測所に設置されてきました。同テクノロジーは、2015年の自動車排出ガスのスキャンダルを明らかにしたことで最もよく知られるようになりました。