鉱業による大気汚染への取り組み
大気汚染は地球規模で起きている環境問題で、健康を侵害する主なリスク要因です。大気汚染により、毎年、何百万人もの人が死亡しています。大気汚染による死亡率は、低中所得国で最も高いとされています。
私たちは、いつどこでも大気質を継続的に監視することで世界的な 汚染問題に取り組んでいます。
近年、採掘作業は改良されてきましたが、採掘活動は環境に以下を含む数々の悪影響を及ぼしています。:
- 地下水および地上水供給の汚染
- 生物の多様性の損失
- 大気汚染(人間の健康に有害な微粉塵粒子の放出)
ペルーの新興企業、qAIRaは、ドローンおよび検知テクノロジーを使用して、国家の採掘作業に関連している汚染を含む、大気汚染に取り組んでいます。ペルーは、銅、亜鉛、やその他多くの鉱物の世界でも有数な産出国の一つです。
qAIRaでは、大気質の情報をデジタル化および民主化したいと考えています。当社の目標は、環境に有利な変化のエージェントとなるために必要なツールを全ての人に提供することです。
企業について
qAIRaは、2015年にペルー・カトリカ大学(PUCP)の研究生だったMónica Abarcaと彼女の同僚、Carlos Saito、 Francisco Cuéllar、 Javier Calvo-Pérezによって創立されました。
- qAIRaはビッグデータ分析およびロボット工学を利用して、世界地図上で大気質をデジタル化し、その位置を捉えています。
- 当社のドローンが広範囲を高高度で飛び、大気質のデータを収集することで、世界の汚染地図を作成することを可能にしています。これにより、企業、特に鉱業会社は彼らの作業による影響を監視し、環境フットプリントを改善することができます。
- qAIRaはまた、 都市部の汚染を監視するために低費用の固定大気質モジュールを使用しています。
qAIRaは2014年と2016年にペルーの知財庁、INDECOPIにて一般の特許を出願しました。
知的所有権は当社のテクノロジーに付加価値を与え、 当社の事業成長を支えています。
鉱業は大気質に対するオペレーションの影響を監視するqAIRaのテクノロジーに大きな関心を寄せています。また、当社のテクノロジーは、石油、ガス、農業、電気など、大気汚染が課題となっているその他のセクターにも適用できます。