Smart Insights社によると、現在、SNSの利用者は世界人口の半分以上に上ります。同社が2021年10月に発表した「グローバル・スナップショット (Global Snapshot)」によると、現在、45億5,000万人がSNSを利用しており、過去12か月間で新たに4億人がオンラインで参加したことが明らかになりました。

このような背景をもとに、昨今、YouTubeやInstagramなどの映像メディアをはじめとする様々なプラットフォームで、SNSインフルエンサーが増加し、その影響力を強めています。実際、SNSインフルエンサーは、キャンペーンリーダーが新たなオーディエンスに到達するための重要な推進力となっています。このようなインフルエンサーは若者であることが多く、熱心なフォロワーと強い絆で結ばれており、彼らの行動に変化をもたらす影響力があります。これこそが「世界知的財産の日2022」キャンペーンの目的でもあります。すなわち、このキャンペーンを通して、より良い未来のためのイノベーションを実現するために、知的財産がどのように役立つのかという点について、世界の若者たちの理解を促進し認知を向上するという目的です。

メッセージのリーチを広げて関わりを深める機会

「世界知的財産の日2022」キャンペーンでは、ますます増えているパワフルな若きインフルエンサーと積極的に関わり支援を得ることで、このキャンペーンの影響を拡大することが可能です。次の目標の実現に向けて新たなオーディエンスにキャンペーン・メッセージのリーチを広げる機会となります。

  • キャンペーンのメッセージを力強く訴える。
  • 知的財産権について、また知的財産権が若き発明者やクリエイター、起業家にどのようなメリットをもたらすかについての対話を活性化する。
  • キャンペーンの信頼性を高め、より多くの人々にメッセージを届ける。

二本柱のアプローチ

当キャンペーンでは、次のような二本柱のアプローチを提案しています。

  1. 知的財産に関する専門的な知識を持つか、「世界知的財産の日2022」キャンペーンの目標や主な対象者に関連する分野やプラットフォームで活躍しているか、またはその両方に該当するインフルエンサーと関わりを持つアプローチ。このアプローチでは、知的財産権を積極的に活用しているか、知的財産制度を活用することを検討している(若き) 作家、音楽家、アーティスト、ジャーナリスト、発明者、起業家を含むフォロワーを1,000~4万人擁しているインフルエンサーが対象となります。
  2. 必ずしも知的財産の専門家ではないが、主要なターゲットオーディエンス (例: 起業家や若者) とつながりがあり、多くのフォロワーを擁しているインフルエンサーと関わりを持つアプローチ。このアプローチでは、知的財産には精通していなくても、当キャンペーンやその主要メッセージ、イニシアチブへ注目を集めるのに貢献してくれるインフルエンサーが対象となります。

SNSインフルエンサーへの行動喚起 (アクションの呼びかけ)

  • 世界知的財産の日 (4月26日) が近づいていることを告知し、#WorldIPDayのハッシュタグを使って、フォロワーに「世界知的財産の日2022」ウェブページにアクセスするように呼びかける。
  • 若者に「世界知的財産の日 若者 (ユース) のための動画コンテスト」への参加を促す。
  • あなたの国や地域の知的財産や若者に関連した様々なテーマについて話す。
  • あなたが興味を持っているか、フォローしているか、憧れている若き発明者、クリエイター、起業家について、または「世界知的財産の日」特設ユース・ギャラリー に掲載され、知的財産で保護されたイノベーションによって経済、環境、社会にポジティブな変化をもたらしている方たちについて話す。
  • 世界知的財産の日のイベントへの参加、または独自のイベントの開催、またはその両方を促し、2022年3月に公開される「世界知的財産の日」イベントカレンダーにその詳細を掲載する。

ゲスト投稿

知的財産及び若者に関連する問題や活動、主要なキャンペーンメッセージについてゲスト投稿するように呼びかけてください (詳細は 「知的財産の日2022 - 広報ツールキット」 を参照)。

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