Take your ideas to market

ハーグ制度で意匠を国際的に保護するには

スタートアップであるか、中小企業(SME)であるかに関わらず、魅力的で特徴のある意匠を作成することは、おそらく事業戦略の要でしょう。人に訴える力のある意匠は、競合商品からの差別化、大企業との競争、市場認知度や可視性の向上に貢献します。

ビデオ:WIPOのハーグ制度で意匠を保護する

意匠:価値ある事業資産

意匠(貴社商品の装飾的な部分の形状、様式、模様、線、色)の保護は極めて重要です。その理由は以下のとおりです。

  • 1.意匠保護と関連して認められた独占的権利により、他者が料金を支払うことで貴社の意匠を使用する許可を付与することができるため、収入源を確保することができます。
  • 2.コピーや偽物が作成されることから意匠を守ることにより、貴社及び商品の競争的優位並びに商業的価値を強化することができます。また、これにより事業の成長が促進されます。
  • 3.SMEである貴社がグローバル市場に新規参入する際には、意匠の保護を国際規模で保護することが非常に重要となります。ここでWIPOのハーグ制度が重要な役割を果たします。
  • 4.欧州連合知的財産庁の研究によると、意匠権を保有しているSMEは、そうでないSMEと比較して社員1人あたりの収入が17%多いことが明らかになっています。

WIPOのハーグ制度を活用して意匠を保護する8つの方法

1.1回の出願手続

2.一括管理

3.各種オンラインサービス

4.市場に関する情報

5.電子出願

6.発表予定

7.世界的保護

8.カスタマーサービス

WIPOのハーグ制度:意匠を国際的に保護するためのシンプルで経済的なソリューション

国や地域ごとに権利の出願や管理を行うのは大変な作業です。特に、国や地域ごとに手続や言語が違えば尚のことでしょう。現地の弁護士や代理人、さらには翻訳者にまで業務を依頼する必要があるかもしれません。スタートアップや中小企業は、手続に必要な時間やリソースまた専門知識をまだ十分に持っていない場合もあります。

WIPOのハーグ制度は、意匠の包括的な国際的保護をサポートします。