「世界知的財産の日」キャンペーン: 報道用の情報及びリソース

「世界知的財産の日」のメッセージや活動を世界中に広めるには、国や地域、地元に根付いた各種報道・メディア機関や専門誌などによる積極的な関与が欠かせません。毎年、本キャンペーンでは、関係各位がそれぞれの活動内容やキャンペーンのテーマにおけるその関連性についての認識を広め、予定されているキャンペーン関連活動への関心を高めることを目的として、報道・メディア機関に向けた広報活動を計画できる機会を提供します。

広報活動が目指す目標は、関係各位の目的や地域の人々のニーズ及び関心により異なるものになるでしょう。たとえば、世界知的財産の日2023キャンペーンのテーマ「女性と知財―イノベーションと創造性を加速する力」と関連した事例を紹介しながら、知的財産制度の利用拡大を促進する地域的取組を盛大に祝うことを中心に広報活動を計画するかもしれません。

世界知的財産の日2023キャンペーンは、ジェンダー平等に焦点を当て、知的財産制度におけるジェンダーギャップを埋めることの重要性についての一般認識を高め、より多くの女性発明者やクリエイター、起業家が知的財産制度に参画することを奨励することで彼女たちが開発または手掛けた技術、ブランド、創造的な作品の付加価値を高めることを目指しています。より多くの女性が知的財産制度を活用することで、世界中のすべての人に利益をもたらすイノベーションや創造性を加速させることができます。関係各位は一部の報道・メディア機関向けに個別の広報活動を展開するか、興味深いイベントを開催し、より多くの報道陣を招待するなどして、世界知的財産の日2023のテーマ「女性と知財―イノベーションと創造性を加速する力」をターゲット地域に合わせて調整することができます。

WIPOでは、主軸となる世界的キャンペーンを開催すると同時に、関係各位が一貫性のある方法で本キャンペーンを盛り上げ、その主要メッセージを広めることができるよう、利用可能な資料を提供し、これらの取組を支援しています。

世界知的財産の日2022に向けた広報ツールキットの配布及び活用のタイムラインの例

2023年1月: 世界知的財産の日2023キャンペーンの主要メッセージ及びその他の資料が、ウェブ上 (www.wipo.int/ip-outreach/ja/ipday) で配布開始されます。「世界知的財産の日」キャンペーン関連の広報用基礎資料としてご活用ください。

「世界知的財産の日」キャンペーン関連の広報資料の活用計画をご検討の際には、以下の点にご留意ください。

  • 当日のイベントへの参加呼びかけ、世界知的財産の日のその他の関連情報の提供。
  • 本キャンペーンに関連した社説や声明を全国または地域のニュースで掲載または配信するための手配。
  • 本キャンペーンのテーマについて、著名人、地元の発明者やクリエイター、女性が率いるスタートアップ企業、政策立案者へのインタビューの手配及びメディアへの掲載。
  • SNSを通じた広報活動 (SNS活用に向けた情報及びリソースに関するガイドラインとSNSツールキットを参照)。

4月上旬: WIPOがテーマに関連してさらに絞り込んだメッセージやデータポイントを提供します。各地域の情報がある場合はこれも含みます。これにより関係各位は、世界で統一したメッセージ及びイメージを維持しながら、地域のニーズを満たしてカスタマイズした広報を4月26日に行うことができるようになります。

4月26日- 世界知的財産の日: WIPOは4月26日、本キャンペーンの主要メッセージやデータを活用した包括的な発表を世界中の人々に向けて行う予定です。関係各位におかれましては、世界規模で行うこの発表をご自身または貴社のSNSやその他の通信手段を通じて宣伝していただきますよう、ご協力お願いいたします。

その他のガイドライン