「世界知的財産の日」キャンペーンのメッセージを広めることを目的としたSNSインフルエンサーとの連携に関するガイダンス

Smart Insights社によると、現在、SNSの利用者は世界人口の半分以上に上ります。同社が2021年10月に発表した「グローバル・スナップショット (Global Snapshot)」によると、現在、45億5,000万人がSNSを利用しており、過去12か月間で新たに4億人がオンラインで参加したことが明らかになりました。

このような背景をもとに、昨今、YouTubeやInstagramなどの映像メディアをはじめとする様々なプラットフォームで、SNSインフルエンサーが増加し、その影響力を強めています。実際、SNSインフルエンサーは、キャンペーンリーダーが新たなオーディエンスに到達するための重要な推進力となっています。このようなインフルエンサーは若者であることが多く、熱心なフォロワーと強い絆で結ばれており、彼らの行動に変化をもたらす影響力があります。これこそが「世界知的財産の日2023」キャンペーンの目的でもあります。すなわち、このキャンペーンを通して、女性の発明家やクリエイターまた起業家の間に、彼女たちの躍進と目標達成に知的財産がどのように役立つのかという点に関する知財意識を浸透させるという目的です。

メッセージのリーチを広げて関わりを深める機会

「世界知的財産の日2023」キャンペーンでは、ますます増えているパワフルなインフルエンサーと積極的に関わり支援を得ることで、このキャンペーンの影響を拡大することが可能です。次の目標の実現に向けて新たなオーディエンスにキャンペーン・メッセージのリーチを広げる機会となります。

  • キャンペーンのメッセージを力強く訴える。
  • 知的財産権について、また知的財産権が女性の発明者やクリエイター、起業家にどのようなメリットをもたらすかについて、議論を活性化する。
  • キャンペーンの信頼性を高め、より多くの人々にメッセージを届ける。

二本柱のアプローチ

当キャンペーンでは、次のような二本柱のアプローチを提案しています。

  1. 知的財産に関する専門的な知識を持つか、「世界知的財産の日2023」キャンペーンの目標や主な対象者に関連する分野やプラットフォームで活躍しているか、またはその両方に該当するインフルエンサーと関わりを持つアプローチ。
  2. 必ずしも知的財産の専門家ではないが、主要なターゲットオーディエンスとつながりがあり、多くのフォロワーを擁しているインフルエンサーと関わりを持つアプローチ。このアプローチでは、知的財産には精通していなくても、当キャンペーンやその主要メッセージ、イニシアチブへ注目を集めるのに貢献してくれるインフルエンサーが対象となります。

SNSインフルエンサーへの行動喚起 (アクションの呼びかけ)

  • 世界知的財産の日 (4月26日) が近づいていることを知らせ、フォロワーに「世界知的財産の日2023」ウェブページにアクセスするように呼びかける。
  • 自身の国や地域の知的財産や女性に関連した様々なテーマについて話す。
  • 自身が興味を持っているか、フォローしているか、憧れている女性発明者、クリエイター、起業家について、または「世界知的財産の日」特設ギャラリーに掲載され、知的財産で保護されたイノベーションと創造性によって経済、環境、社会にポジティブな変化をもたらしている方たちについて話す。
  • 世界知的財産の日のイベントへの参加、または自身によるイベントの開催、またはその両方を促し、2023年3月に公開される「世界知的財産の日」イベントカレンダーにその詳細を掲載する。

ゲスト投稿

知的財産や女性関連の問題に関するゲスト投稿や、世界知的財産の日を祝うための活動案を提出してみませんか (こちらを参照)。

その他のガイドライン