キャンペーンのメッセージを広めることを目的としたSNSインフルエンサーとの連携に関するガイダンス

Statistaによれば、世界の人口の半数以上がSNSを利用しています。2022年には、世界中で45億9000万人以上がSNSを利用しました。利用者の数は、2027年までに60億人近くまで上昇すると予想されています。
こうした状況の中で、SNSインフルエンサーは、マーケティングにおいて強い武器となっており、キャンペーンリーダーが新たなオーディエンスに到達するための重要な推進力となっています。このようなインフルエンサーは若者であることが多く、熱心なフォロワーと強い絆で結ばれており、彼らの行動に変化をもたらす影響力があります。「世界知的所有権の日2024」キャンペーンの最終目標は、持続可能な開発目標 (SDGs) を達成し、持続可能な、あらゆる人にとってより良い未来を実現するために必要なイノベーションと創造性を奨励する上で、知財が果たす中心的な役割について一般の認識を高めることです。

その他のガイドライン

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画像: WIPO    

メッセージのリーチを広げて関わりを深める機会

SNSインフルエンサーと積極的に関わり支援を得ることで、新たなオーディエンスに働きかけ、「世界知的財産の日2024」キャンペーンの影響を拡大することが可能です。
  • キャンペーンのメッセージを力強く訴える。
  • 知的財産権について、さらには発明者、クリエイター、起業家に対し、持続可能な、より良い未来を実現するために必要なイノベーションと創造性に投資するインセンティブを知的財産権がいかにして提供できるかについて、対話を促す。
  • キャンペーンの信頼性を高め、より多くの人々にメッセージを届ける。

二本柱のアプローチ

当キャンペーンでは、次のような二本柱のアプローチを提案しています。
  1. 知的財産に関する専門的な知識を持つか、「世界知的財産の日2024」キャンペーンの目標や主な対象者に関連する分野やプラットフォームで活躍しているか、またはその両方に該当するインフルエンサーと関わりを持つアプローチ。
  2. 必ずしも知財の専門家ではないが、主要なターゲットオーディエンス (例えば、起業家、若者、女性など) とつながりがあり、多くのフォロワーを通常擁しているインフルエンサーと関わりを持つアプローチ。このアプローチでは、知財には精通していなくても、当キャンペーンやその主要メッセージ、イニシアチブへ注目を集めるのに貢献してくれるインフルエンサーが対象となります。

SNSインフルエンサーへの行動喚起 (アクションの呼びかけ)

  • 世界知的財産の日 (4月26日) が近づいていることを知らせ、フォロワーに「世界知的財産の日2024」に関するウェブページにアクセスするように呼びかける。
  • 自身の国や地域の知財やSDGsに関連した様々なテーマ (例えば、気候変動、健康、食料安全保障、クリーンエネルギー、教育、ジェンダー平等など) について話す。
  • 自身が興味を持っているか、フォローしているか、憧れている発明者、クリエイター、起業家について、または「世界知的財産の日」特設チェンジメーカーギャラリーに掲載され、知的財産で保護されたイノベーションと創造性によって経済、環境、社会にポジティブな変化をもたらしている方たちについて話す。
  • 世界知的財産の日のイベントへの参加、または自身によるイベントの開催またはその両方を促し、2024年3月に公開される「世界知的財産の日」イベントカレンダーにその詳細を掲載する。

ゲスト投稿

知的財産やSDG関連の問題に関するゲスト投稿や、世界知的財産の日を祝うための活動を提案してみませんか? (こちらのページを参照)