「Madrid Goods and Services Manager」改訂版について
2016年3月22日
「Madrid Goods and Services Manager」に、新規のコンテンツと機能が加わり、より使いやすくなりました。
新規の内容
- 「Madrid Goods and Services Manager」の注釈の言語: ニース国際分類のアルファベット順のリストに掲載されていない商品と役務の用語について、注釈の内容は、正しい分類を付与するのに有用なものです。この度、この注釈について、「Madrid Goods and Services Manage」にて、17の言語でご覧いただくことが可能となりました。
- 類似群コード: 「類似群コード」として知られるコードによって、商品や役務の類似グループの検索を容易にする仕組みをもつ国もあります。類似群コードは、国際商標登録出願をする前の類似検索を容易にします。また、類似群コードは、いくつかの知財庁では、審査においても使われています。日本特許庁(JPO)と韓国特許庁(KIPO)によるWIPOへの類似群コードの提供により、ユーザーは、「Madrid Goods and Services Manage」の改訂版で当該国の類似群コードにアクセスすることができるようになりました。
- ニース国際分類上の商品・役務に付与された固有の番号(basic number)の検索: ニース国際分類のアルファベット順リストでは、個々の表示について、それぞれ固有の番号が付与されています。「Madrid Goods and Services Manage」の改訂版では、この固有の番号を使って、ニース国際分類上の表示を検索したり、固有の番号の表示と関連する類似の表示について、表示させることができるようになりました。
- 参加国: マドリッドシステムの加盟国のうち「Madrid Goods and Services Manager」に参加する国の数は増えており、 2016年1月時点で、26の加盟国が参加しています。
- サポート: よりよいサポートの提供とオンラインツールの最新の改善点を反映して、「Madrid Goods and Services Manager」の「ヘルプ」機能と「FAQ」機能は、「Madrid Goods and Services Manager」上のすべての言語で更新されました。
「Madrid Goods and Services Manager」について
「Madrid Goods and Services Manager」は、国際商標登録出願をする際に必要となる指定商品及び指定役務のリストを作成するために有用な多言語によるオンラインツールです。ニース国際分類のアルファベット順リスト上の用語のみならず、WIPO及び多くの知財庁による採択可能性についても提供しています。採択可能性の機能を使用することにより、欠陥通報や暫定的拒絶理由に係る審査の遅延やコストを削減することができます。「Madrid Goods and Services Manager」は、マドリッドシステムの公用語である、英語、フランス語、スペイン語の3か国語を含む、17か国語で利用可能となっています。
問い合わせ先
- 詳細はInformation Notice No. 16/2016 をご覧ください。
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