Madrid Monitorの活用により 標章に関する様々な検索が可能になります
2016年9月30日
Madrid Monitorの活用により、必要な情報を表示させ、標章の詳細な動きについての検索結果をカスタマイズすることができるようになります。検索結果は、国や書類の動き毎にフィルターにかけたり、簡単に保存や共有をすることができます。
カスタマイズされた標章の動きに係る記録
標章の現在のステータスについての重要な情報に加え、個々のMadrid Monitorの標章の記録には詳細な情報が含まれており、標章の動きと関連する国(官庁)のリストに素早くアクセスすることができます。
Madrid Monitorのシンプルなインタフェースは、標章の国際登録にて指定されたすべての国/官庁について、保護されたのか/拒絶されたのかを、容易にピンポイントで表示させることができます。標章の動きの履歴を確認したい場合は、当該標章に関する何らかの決定(登録、保護認容声明、取消など)について、ワンクリックの検索オプションで強調させることができます。標章の保護の地理的範囲を変更した場合は、Madrid Monitorは、当該標章が保護されなくなった国を迅速且つ容易に識別することができます。
Madrid Monitorの標章の記録には、現在のステータス(Real-Time Status)のタブもあります(Madrid Real-Time Statusで入手可能なすべての情報を含む)。関連の日付、IP官庁、WIPO公報の番号(WIPO Gazette)、WIPOレファレンス番号(WIPO reference number)や、動きや決定を時系列で表示することができます。
Madrid Monitorとは
Madrid Monitorは、マドリッド制度を通して登録された国際商標出願登録に関する最新状況の確認をより一層容易にするものです。
マドリッド制度に関する最新のオンラインツールであるMadrid Monitorは、ROMARIN、Madrid e-Alert、Madrid Real-Time Status、WIPO Gazette(公報)の機能を1つの簡易で使いやすいツールに結合させたものです。
ご意見をお聞かせください
ROMARIN、Madrid e-Alert、Madrid Real-Time Status、WIPO Gazette(公報)と並行して、現在「Madrid Monitor」のベータ版(Beta version)の試行を行っておりますので、ぜひお試しいただき、ご意見をお聞かせください。いただいたご意見は、マドリッド制度に関する単一ツールとして本格的な利用が開始される前に、当該ツールの改良に役立てさせていただきます。
Madrid Monitorの開発はE-Madrid構築の第一段階であり、Madrid Registryでは標章のライフサイクルを通じて、利用者により良いオンラインサービスを提供することを目指しています。今後数ヶ月で、Madrid Registryは改良を加えた新しいE-Servicesにより、利用者により早く効果的な情報検索及びポートフォリオの管理ツールを提供する予定です。
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