マドリッド制度の成功事例: 「U Dazzle」 – 深い意味が込められたブランド名

2023年6月12日

マドリッド制度がどのように知的財産 (IP) の分野を平等なものにして、130の締約国のいずれかの国民であるか住所または営業所を有する商標所有者であれば、その規模や資力に関わらず、グローバルな商標保護を受けられることを示す、新たなサクセスストーリーを紹介します。

この成功談では、2020年にマドリッド制度に加盟したカリブ海の国、トリニダード・トバゴで活躍する優れたファッションデザイナーで起業家のRhona Eastman Jack氏を紹介します。

Rhona Jack inducted into the Trinidad & Tobago Intellectual Property Office’s “Inventors Hall of Fame
2022年3月、Rhona氏はトリニダード・トバゴ知的財産庁の「発明家殿堂」入りを果たしました。 (Photo: Tobago House of Assembly)

Rhona氏の置かれていた境遇は決して恵まれたものではありませんでしたが、夢を追いかける決意は揺るぎないものでした。裁縫への情熱に突き動かされ、彼女は「課題」を「革新的な解決策」に変えることで、多目的型の折り畳み式裁縫用ものさしを発明しました。しかし、自身のアイディアを保護するための知識も手立てもなかったため、9年もの間、発明を隠したままでした。今日では、Rhona氏は自身の会社「U-Dazzle」のオーナーで、マドリッド制度の力も借りて、ファッション用ものさしを3つの大陸に輸出しています。

マドリッド制度のおかげで便利になりました。私のように、リソースが限られた人はたくさんいます。私は自社の商標を複数の国に出願したかったのですが、出願して登録を管理するための弁護士費用を捻出することができませんでした。マドリッド制度によって手続きが簡単になります。保護を求める国にだけ注力すればよく、すばやく活動を始めることができます!

Rhona Jack氏

トリニダード・トバゴ知財庁で初めて個人として国際商標出願を行ったRhona氏は、自国における知財とマドリッド制度の最も積極的な支持者の一人であり、彼女自身のように、才能が過小評価されがちな開発途上国の女性発明家・起業家のインスピレーションになっています。

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