Madrid e-Filing:ベリーズでも利用可能に
2024年5月22日
WIPOのMadrid e-Filingサービスの参加庁にベリーズが新たに加わりました。Madrid e-Filingは、ユーザがマドリッド制度に基づく商標の国際出願を行い、知的財産庁がその処理を行うために、完全にデジタル化された効率的な環境を提供するものです。
ベリーズは、中米でこのサービスを導入した最初の国になりました。
ヒント: Madrid e-Filingでは、オンライン出願だけでなく、本国官庁と直接連絡を取り、またWIPOからの欠陥通報についても受領し応答することができます。簡単かつ迅速で安全に利用できます。
現在、マドリッド制度加盟国のうち25か国の官庁がMadrid e-Filingサービスを利用しています。
"Madrid e-Filingサービスの導入は、ベリーズ中期開発戦略2022-2026 (#planBelize) における、知的財産登録手続の合理化によりベリーズのビジネス環境の向上を図るという目標に沿ったものです。ベリーズが中米でこのサービスを導入した最初の国となったことを非常に嬉しく思います。特に中小企業にとっては今後、知的財産庁に出向くことなく、自宅や会社にいながら知的財産保護の範囲を海外に拡大できるようになります」。
– ベリーズ知的財産庁 副登録官Kay King氏
Madrid e-Filingの利用方法
- ベリーズ知的財産庁のウェブサイトにアクセスします。
- 「Visit Madrid e-Filing」のリンクをクリックしてください。
- WIPOユーザアカウント (WIPO Account) のユーザ名とパスワードを入力してください (アカウントをお持ちでない場合はアカウントを作成してください)。
- 「New application (新規出願) 」を選択します。
- 官庁のドロップダウンリストから「BZ - Belize」を選択します。
- 「Import basic application or registration (基礎出願または登録のインポート)」をクリックします。
- 画面の指示に従って出願を作成してください。