イノベーションの原点は、世の中や身の回りの課題を解決するためのアイデアや発明を創造する力です。そして、生まれた発明を多くの人々に届け、正しく安全に利用してもらうには様々な知的財産を活用することが重要です。また、世の中の課題を解決する発明が持続的に生まれる社会をつくるためには、他人の創造力や創造したものを尊重する姿勢も大切です。

創造力と創造への尊重の重要性を分かりやすく伝えるために、WIPO日本事務所は「アイデアを伸ばそう」という教育本を作成しました。安藤百福氏によるインスタントラーメンの発明を例に、創造的思考の重要性、及び、世界中の人々にインスタントラーメンが広がるために欠かせなかった知的財産の役割を分かりやすく解説しています。また、読者が創造力を育み、知的財産を活用する実践ができるように構成しています。

日本語版はこちら(発明推進協会発行、有料)

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「アイデアを伸ばそう」は、知的財産についての初心者や学生、及び、創造力や知的財産を教える教育者の方を対象としています。是非ご活用ください。

  • 日本語版のダウンロード(無料)(発明推進協会が発行する冊子はこちら(有料))

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教育者・指導者向けに、「アイデアを伸ばそう」を使って授業を行う際のガイドブック(ティーチングノート)も日本語と英語で無料で公開しています。

是非ご活用ください。

  • 教育・研修担当者向け「アイデアを伸ばそう」ティーチングノート(日本語版) ダウンロード
  • 教育・研修担当者向け「アイデアを伸ばそう」ティーチングノート(英語版) ダウンロード
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「アイデアを伸ばそう」の表紙とテキストの一部(画像:WIPO日本事務所)

2021年度に、「アイデアを伸ばそう」を利用した調査研究を行いました。

日本の4つの高校及び高等専門学校で授業を行い、本テキストの有用性を検証したところ、本テキストも高校での授業で十分に利用可能であることが分かりました。研究結果はこちらを御確認ください。

  • 青少年に対する知財教育推進のための教材の利活用の検証と改善に関する委託調査結果(日本語版) ダウンロード
  • 青少年に対する知財教育推進のための教材の利活用の検証と改善に関する委託調査結果(英語版)ダウンロード

「アイデアを伸ばそう」は、WIPO日本事務所及び日清食品ホールディングス株式会社の監修の下、一般社団法人発明推進協会が編集しました。作成にはWIPOジャパン・トラスト・ファンドの支援を受けています。