PCTサクセスストーリー

"私にとってPCTの有用性は、PCTでは時間的猶予が与えられるため、その時間を使って私の発明に関心を持つ相手を探すことができる点にあります。ステークホルダーを探し、私の発明に投資するメリットをPCT出願の内容に基づき説明しようとする段階で、PCT制度で設けられている時間的枠組が役立ちました。"

"私のような個人発明家にとって、特許協力条約 (PCT) ルートによる出願は非常に役に立っています…"

"このPCT出願のおかげで、投資家に安心感を提供して、最初の資金調達を実現することができました。当社のようなスタートアップ企業にとっては、ターゲット市場を決定する前に国際出願を行って得られる時間的猶予は、国際出願に要する費用を考慮しても、とても有益です。"

"当社にとってPCTの最も重要な特徴は、国際事務局によって行われる方式審査と国際公開でした……"

"音楽は世界中どこにでもあり、また大切なものであるため、ギター産業もまたグローバルに展開しています。当社のギターは非常に斬新なため、ギター製造の主要マーケットにおいて国際的な特許保護を求めました。そうしたのには主に2つの理由があります。すなわち、 (1) 当社の発明を模倣品から守るため、そして (2) 企業価値を高めるためです。"

先行技術を早い段階で発見できたことで、各国の出願でクレームを適切に補正することができたのはありがたかったです。また、先行技術が見つかる前に、各国へ出願するための費用がかからず、大変助かりました。30ヶ月の移行期限が到来した際には、製品化が十分進んでいたため、どの国に出願するのが妥当かを適切に選ぶことができました。