ノルウェーがMadrid e-Filingサービスを新しく採用

2020年12月1日

今年初めのアイスランドに続き、ノルウェーは商標ユーザーにMadrid e-Filingサービスを提供する北欧で2番目の国になりましました。

(画像: stockstudioX/E+/Getty Images)

2020年12月1日より、ノルウェー産業財産庁(Patentstyret)は、同官庁のウェブサイトを介して商標出願人にMadrid e-Filingサービスへのアクセスを提供します。これにより、ブランドの名義人は、オンラインで国際出願を申請できるようになります。ユーザーはe-Filingサービス内に設置されているMadrid Goods & Services Managerに直接アクセスして、商品・役務の一覧にある用語の分類を確認できます。

このWIPOソリューションを使用する知財庁の数は、2018年の3件から今日では11件に急増しており、これには、ベネルクス、オーストラリア、ジョージア、オーストリア、リトアニア、エストニア、カナダ、モルドバ共和国、ブルガリア、アイスランド、そして、今回加盟したノルウェーが含まれます。

今年初めにMadrid Application Assistantの提供を開始してから、ノルウェー知的財産庁は、Madrid e-Filingを採用することで、マドリッド制度のユーザーに提供するサービスのデジタル化をさらに推進しています。

(画像:879891990/GettyImages)

ユーザーにとっての主なメリットは、サービス内でプロセス全体を処理できることです。ユーザーにとって簡単で透明性の高いプロセスを維持します。

Hanne Larder、ノルウェー産業財産庁(Patentstyret)国際商標部長

Madrid e-Filingの拡張により、ノルウェーのブランド名義人は、最新の機能、つまり、本国官庁と連絡を取り、WIPOによって発行された欠陥通報をオンラインで即座に受信し、対応する機能を利用できるようになります。この機能は、加盟しているすべての知財庁で利用でき、国際登録の処理にかかる時間を大幅に削減します。

その他の利点

  • 国内の知財庁のデータベースから重要な情報が事前入力されるため、手動データ入力による出願の欠陥が削減される
  • マドリッド議定書の37の締約国の商品・役務および適格性を一覧表示するMadrid Goods & Services Managerに直接アクセスできる
  • 本国官庁での合理化された認証プロセス
  • WIPOと同期した出願
  • e-Filingダッシュボードにライブで表示される出願のステータス
  • 登録プロセス全体をカバーする1つのサービス

Madrid e-Filingサービスの使用方法

  1. ノルウェー産業財産庁 (Patentstyret)にログオンし、「Create an application for international registration(国際登録の申請書を作成する)」を選択します。
  2. 基礎商標または出願の参照番号を入力し、ノルウェー産業財産庁の記録からデータが事前入力されている欄を確認します。
  3. 保護を希望する指定締約国および商品・役務を選択します。
  4. 商標、名義人、代表者、対応言語の詳細を更新します。
  5. WIPOの予納口座、クレジットカードを使用した料金の支払い、または、新しいオプションである国内の知財庁経由での支払いを選択します。
  6. ノルウェー産業財産庁による認証と支払いの確認後、システムによって登録のために出願がWIPOに直接送信されます。
  7. 必要に応じて欠陥通報に対応します。
  8. 国際登録番号を受け取ります。

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