新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の世界的流行下での国際事務局 (IB) による紙形式の書類の受領と送付について
2020/03/30
国際事務局 (IB) 並びに受理官庁としての国際事務局 (RO/IB) は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の世界的流行の影響を受けた国際事務局業務や世界各地の郵便業務の状況に鑑みて、PCT書類 (例: PCT様式、書簡など) の紙形式での送付を一時休止することにしました。出願人や代理人への書類送付には信頼性の高い方法を用いる必要があることを踏まえ、別途案内するまで当面の間、国際事務局は書類送付を電子メールによってのみ行います。なお、個別の出願に関連するPCT書類はePCT上でも利用可能です。また、国際公開された出願はPATENTSCOPE上で閲覧可能です。
国際出願を行っているPCTユーザの中で、通信用の電子メールアドレスを国際事務局にまだ提示していない方は、次のいずれかの方法により、至急に電子メールアドレスを国際事務局に届け出ることが推奨されます。
- ePCT上で進行中の国際出願へのアクセス権を持つユーザは、アクセス権に従って、ePCT上で直接電子メールアドレス情報を入力することができます。
- PCT緊急用アップロードサービス経由の連絡も可能です。
- 「pct.eservices@wipo.int」や「pct.infoline@wipo.int」宛ての電子メールによる連絡も可能です。
- WIPO (PCT) のお問い合わせフォーム経由の連絡も可能です。
ePCT上で情報を入力する方法については、国際事務局との間の電子的通信手段に関するこちらのページやePCT FAQs (よくある質問) (英文) ページをご覧ください。ご質問やご相談のある方は、「pct.eservices@wipo.int」宛てにお問い合わせください。
また、国際事務局における郵便物取扱いやスキャンデータ関連業務の一時縮小に伴い、国際事務局に対する連絡・送付はすべて、電子的な方法で行われるよう、PCTユーザの皆様のご協力をお願いしております。中でも、最も推奨されるのは、ePCT を利用する方法です。
なお、マドリッド制度及びハーグ制度に関しても、同様の措置が取られています。詳しくは、各制度に関するページをご覧ください。