2021年世界知的所有権の日
2021年3月
中小企業は国家経済のバックボーンです。世界の企業の約90％は中小企業であり、世界の労働者の約70％を雇用しているほか、世界経済の約半分を支えています。
世界知的所有権の日に関する WIPOのMarco Aleman事務局長補からのメッセージ
企業が知的財産権を効果的に所有・活用した場合に業績も向上するという研究結果があります。しかし、アイデアを市場性のある事業資産に変える上で知的財産（IP）がどう役立つのか、また、知的財産が企業の競争力や成長にどのように役立つかということについて、多くの中小企業はまだ知りません。
景気回復が急務となる中、「2021年世界知的所有権の日」では中小企業が経済に果たす重要な役割に焦点を当てています。さらに、中小企業が知的財産権を活用して強力で競争力があり、回復力のある事業を構築する方法も詳しく見ています。
今回のWIPO マガジン特別号では、中小企業による知的財産活用の課題と機会に焦点をあてていきます。さらに、中小企業が事業目標達成のために知的財産を活用している事例を厳選してご紹介します。
世界知的所有権の日については、こちらをご覧ください。
WIPO Magazineは知的財産権およびWIPOの活動への一般の理解を広めることを意図しているもので、WIPOの公的文書ではありません。本書で用いられている表記および記述は、国・領土・地域もしくは当局の法的地位、または国・地域の境界に関してWIPOの見解を示すものではありません。本書は、WIPO加盟国またはWIPO事務局の見解を反映するものではありません。特定の企業またはメーカーの製品に関する記述は、記述されていない類似企業または製品に優先して、WIPOがそれらを推奨していることを意図するものではありません。