オマーン在住のティーンエイジャー、Neeam Al Harrasiさんが開発した新しいバイオプラスチックは、使い捨てプラスチックの削減や、世界の海や水路におけるプラスチック汚染の改善に貢献することが期待されています。
Neeam Al Harrasiさんは、海をプラスチック汚染から守るための活動に精力的に参加し、使い捨てのプラスチックに代わる低コスト代替品の開発に取り組んでいます。
Neeam Al Harrasiさんが受賞した新しいバイオプラスチックは、工業用プラスチックに匹敵する品質の生分解性プラスチックを開発するという学校のプロジェクトから誕生しました。現在特許出願中のこのバイオプラスチックは、米のとぎ汁や魚のうろこなど、地元で簡単に手に入る材料で作られています。
Neeamさんは、オマーンおよびアラブ地域初となるWIPO IP Youth Ambassador (WIPO知財若者大使) で、WIPOアカデミーのIP4Youth&Teachers (若者と教員向けの知的財産) サービスを通じて若者の知財教育の推進に尽力しています。
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