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ケニアの新しい映画プラットフォームが海賊版対策に取り組み、アフリカ発コンテンツに注力

2024年7月

著者: Catherine Jewell氏 (WIPO前上級情報責任者)

ケニアでは海賊版が広く流布しており、コンテンツ所有者の貴重な収益を奪っています。現在、新しいデジタル映画配信プラットフォームがこの問題に立ち向かっています。スワヒリ語で「私たちのもの」、「私たちのため」を意味する「Yakwetu」という名前のこのプラットフォームは、海賊版のバリューチェーンを供給元から断ち切ることでクリエイターを支援することを目指しています。供給元とはケニアに複数存在する「映画ショップ」です。人気コンテンツの海賊版が販売され、顧客は料金を払って自分自身のフラッシュドライブにコンテンツを直接コピーしてもらうのです。

Yakwetuチーム (写真: Albert Nyakundi)

アフリカにおける定期購入 (サブスクリプション) サービスの市場シェアは1パーセントにすぎません。それにもかかわらず、Yakwetuはなぜ、従量課金制という型破りなモデルを顧客に選択させることに成功したのでしょうか。Yakwetuの共同設立者兼COOであるMike Strano氏は、アフリカでストリーミングサービスを提供するための創造的アプローチ、ローカルコンテンツへの注力、さらに同プラットフォームが「海賊版のチャネルを合法化する」手法について、WIPOマガジンに語りました。

Yakwetu社の設立に至るきっかけはどのようなものでしたか?

2014年に、ケニアの電気通信プロバイダー大手Safaricomがコンテンツの一般競争入札を実施しました。当時は家庭用インターネット接続とコンテンツがセット販売されていることが一般的で、Safaricomは市場での地位確保を目指していました。私は、同じくYakwetuの共同設立者であるTrushna Buddhdev Patelとともに入札に参加しました。私自身は1999年からエンターテインメントセクターで仕事をしており、またTrushnaは映画配給のプロフェッショナルとして豊富な経験を有していました。私たちは、ストリーミング・ビデオオンデマンド (VOD) が将来のケニアに求められるものだと確信しました。当時、ケニア国内にあったテレビセットはわずか200万台程度であったのに対し、スマートデバイスは1,300万台ありました。私たちのコンテンツ・ストリーミングへの取り組みは2014年10月から始まりました。

Yakwetuとそのコンテンツについて詳しく教えてください。

Yakwetuは、アフリカのコンテンツを扱うオンライン・ストリーミング・プラットフォームです。

私たちは2019年9月に最初のストリーミングサービスであるMyMovies.Africaを立ち上げました。それ以来、Yakwetuは発展を続けており、提供できるコンテンツの範囲は拡大しています。当社では映画、テレビシリーズ、音楽、バーチャルリアリティ、ポッドキャスト、オーディオブック、ゲームを7本の柱とし、1つのプラットフォームで提供しています。柱ごとに収益モデルは少しずつ異なります。近いうちに広告付きコンテンツにも進出し、ハイブリッドモデルを提供する計画を立てています。ハイブリッドモデルでは、広告付きコンテンツが無料で提供され、料金を払えば広告表示がなくなります。顧客は無料で登録することができ、プラットフォームからコンテンツを購入またはレンタルするたびに使用した分だけを支払うという仕組みです。このモデルは非常にアフリカに適しており、成功しています。

現在、当社のコンテンツの90パーセントがケニアで制作されたものです。ケニア作品は手掛けやすいですが、アフリカ全土のコンテンツを扱うことが私たちの願いです。当社のターゲット層はZ世代とY世代で、アフリカで人口が増加している世代です。また、エデュテイメント作品も取り扱っています。若者の厳しい雇用情勢を踏まえると、これは現在のアフリカにおいて重要です。若者はアフリカの人口の60パーセント以上を占めます。仕事を得られなければ、彼らは自分自身や家族をどのようにして支えるのでしょうか。こうした若者が犯罪に向かうリスクもあります。だからこそ、若者の能力を引き出し、生計を立てる方法を見つけられるように手助けすることは非常に大切です。また何よりも、若者は非常に巨大な市場であり、私たちのテクノロジーを若者向けに適応させることは容易なことです。

顧客は料金を払って自分自身のフラッシュドライブにコンテンツをコピーしてもらうのです。クリエイターは一切収益を得ることはありません。

ケニアにおける映画市場の現在の動向はいかがでしょうか?

(写真: FURET FILMS)

映画市場は、海賊版の販売チェーンが優位を占めています。ケニアだけでも推定5万4,000軒の「映画ショップ」があるとされています。サブスクリプションに基づくストリーミング・プラットフォームがアフリカ市場に占める割合はわずか1パーセントです。データ通信費が高額なため、多くの人はデータ容量一式を、収入を得る目的に使用し、映画をストリーミングする目的には使用しません。顧客は、映画ショップで「映画屋」に料金を払い、人気コンテンツを自分自身のフラッシュドライブにコピーしてもらいます。帰宅し、コンテンツを楽しんだあとはデータを削除し、また新しいコンテンツを求めて映画ショップへ向かいます。クリエイターは一切収益を得ることはありません。

ケニアの法律では、国内作品か海外作品かを問わず、海賊版コンテンツを扱っていれば映画ショップのオーナーは逮捕される可能性があります。有罪判決を受ければ懲役2年と5,000米ドルの罰金が科されます。彼らにとって支払える金額ではありません。そこでショップオーナーは、地元の制作会社が相手なら逮捕されてしまうかもしれないが、国際的な大手スタジオが自分たちに対して刑事告訴することは考えにくいのではないかと考えます。このような理由で、ほぼすべての映画ショップでは地元のコンテンツは扱わず、海外コンテンツだけを扱っています。誰にとっても不幸な結果です。

アフリカでは、コンテンツ所有者の収益の99パーセントを海賊版が奪っています。海賊版がクリエイティブ業界を無力にしてしまっているのです。

Yakwetuではどのようにケニアの海賊版問題に取り組んでいますか?

私たちは、Yakwetuは海賊版問題に切り込んでいく存在であると考えます。アフリカやその他の発展途上国では、コンテンツ所有者の収益の99パーセントを海賊版が奪っています。海賊版がクリエイティブ業界を無力にしてしまっているのです。

2024年の第4四半期に開始予定の当社の新しいサービスでは、顧客は従来と同様に映画ショップを利用します。ただし、ショップではローカルコンテンツが当社クラウドから合法的にダウンロードされます。また、コンテンツは暗号化されて顧客のフラッシュドライブに保存されます。顧客が自宅のテレビにフラッシュドライブを接続すると、当社のプレイヤーがインストールされます。このプレイヤーを使用することで、顧客は従量課金制で合法的に地元の映画を視聴できます。顧客の貴重なデータ容量は消費しません。

当社のモデルでは、ショップオーナー、コンテンツ所有者、Yakwetuの3者は当社のそれぞれのモバイルウォレットを通じて、リアルタイムで料金の支払いを受けます。誰にとっても良い結果です。まずは映画ショップ経由で合法的にコンテンツを利用する顧客基盤を作り、成功が確認できたら、大手スタジオと連携して海外作品の海賊版問題にも取り組むつもりです。

ガーナ、ケニア、ナイジェリア、南アフリカ共和国、タンザニアの各市場での当社のシェアはさほど大きいものではありませんが、当社は1億米ドル企業に相当します。

映画ショップからの反応はどのようなものですか?

すでに、複数の映画ショップオーナーから当社と協業をしたいという意向を聞いています。映画ショップを取り巻く状況は厳しさを増していますが、彼らは依然として市場で支配的な存在です。しかしこのようなショップは、動画を合法的に取り扱うためのセキュリティ要件に準拠するような立場を今後もとることはないのが現実でしょう。

当社のコンテンツのライセンスをショップオーナーに提供する際は、当社の規約に基づいてそのようなセキュリティ要件を確保します。つまり、コンテンツは暗号化されて複製ができなくなり、当社のプレイヤーでのみ再生可能です。映画ショップに対して当社の代理店になることを提案する際、私たちはまず最初に、海賊版コンテンツの販売という彼らのビジネスは今後10年以内に存続できなくなるかもしれないということを伝えます。特に、データ通信費が下がり人々が気軽にストリーミングを利用するようになればその可能性は高いでしょう。当社と協業すれば、彼らのビジネスを合法的な業務形態に移行させる支援ができます。海賊版問題に取り組むにあたって、これが最も社会的責任を果たせる方法だと私たちは考えています。なぜならこのような映画ショップを営むのは殆どが若者なので、ケニアやアフリカ全土での若者の大規模な失業状況をさらに悪化させることのないよう、私たちは注意を払わなければならないからです。

ターゲットとする市場でのローカルコンテンツのストリーミング提供には、商業上どのような可能性がありますか。

非常に大きな可能性があります。PwC社の推計によれば、この市場は年間で57億米ドルに相当します。これは南アフリカ共和国、ナイジェリア、ケニア、ガーナ、タンザニアのみの場合です。当社のこの市場でのシェアはさほど大きいものではありませんが、当社は米ドルで1億ドル程度に相当するといえます。

プラットフォームの計画当初は、海外コンテンツのライセンスを得ることを目標にしていました。当社はコンテンツのセキュリティのための海外スタジオの技術要件を満たしており、ライセンス提供への賛同は得られたものの、10万米ドルの最低保証金が条件でした。現時点ではこれに対応できないため、ローカルコンテンツに注力しています。近年のアフリカではクリエイティブ業界が伸びており、私たちはローカルコンテンツに非常に大きな可能性を感じています。

当社は異なるアプローチをとっています。当社が焦点を当てているのはローカルへの注力と、ローカルの問題解決です。

Yakwetuは、今後は大手ストリーミング・プラットフォームと競合していくのでしょうか?

いいえ。大手ストリーミング・プラットフォームにとっては、彼らが先進国市場で実現しているのと同様のレベルでサービスを浸透させるまでに何年もかかるでしょう。無料で手に入る海賊版コンテンツがあまりにも膨大に出回っているために、こちらの人々はデータ容量を消費して映画のストリーミングに充てようとはしません。

当社は異なるアプローチをとっています。海賊版の販売チェーンに介入し、海賊版のチャネルを合法化します。このような取り組みは、大手ストリーミング・プラットフォームはどこも行わないでしょう。大手ストリーミング・プラットフォームのモデルは画一的なグローバルモデルであり、彼らにとっての主力市場から外れるものはすべて付加的な位置付けです。当社が焦点を当てているのはローカルへの注力と、ローカルの問題解決です。

資金調達が大きな課題です。規模の拡大には資本の投下が必要ですが、エンターテインメントは贅沢品であり必需品ではないという認識があるため、資金を得ることは容易ではありません。

Yakwetuでは、アフリカの映画製作者やミュージシャンをどのように支援していますか?

(写真: Shutterstock/Sunshine Seeds)

現状では、アフリカ市場における大手ストリーミング会社が製作側に支払う金額は映画製作費の20パーセント未満であることが少なくありません。ストリーミング会社は2年間分の全権利を要求しますが、それ以外は関与しません。つまり、映画製作に5万米ドルのコストがかかった場合、ストリーミングに提供して得られる金額は1万米ドルのみです。2年が経過して視聴者の興味が移った場合、差額分はどのように埋めればいいのでしょうか?

Yakwetuはこの部分をサポートします。Yakwetuでは、作品のサブライセンスをビデオオンデマンド・プラットフォーム、テレビ局、航空会社、フェスティバルなどへ提供することにより、当社のプラットフォーム以外でもクリエイターが収入を得られる機会を創出しました。利益の分配比率はシナリオごとに異なりますが、各パートナーが公平な分配を得られるようにしています。例えば、映画が当社のプラットフォームで配信される場合は、映画製作会社と当社で50パーセントずつ分配します。エージェントと協働する場合は、エージェント、製作会社、当社の3者で利益を分配します。他社プラットフォームとの利益分配については取り決めの状況により異なり、利益分配をする場合もあれば完全無償とする場合もあります。関係者全員が事前に合意のうえで契約を締結します。当社と専属契約を結んでいるクリエイターは、当社が提供する価値を理解しています。

もちろん、当社ではコンテンツ内の音楽に対する著作権使用料についても、南アフリカのCAPASSO (作曲家・著作者・出版者協会) へ支払っています。

何よりも教育が大切です。私たちにとってコンテンツとその保護は何をおいても尊重すべきものです。

Yakwetuが直面している重要課題は何ですか?

資金調達が大きな課題です。規模の拡大には資本の投下が必要ですが、エンターテインメントは必需品に対する贅沢品であるという認識があるため、資金を得ることは容易ではありません。こういった認識は理解できますが、しかしエンターテインメントも生活に欠かせないものであると私たちは考えています。私たちは海賊版のバリューチェーンを断ち切っていくことでケニアのクリエイティブ業界の長期的な成長に貢献しており、投資家がこれを理解してくれることを願っています。

Yakwetuでは知財意識の向上をどのように進めていますか?

何よりも教育が大切です。Yakwetuでは、国際的コンテンツを念頭に置いて策定した非常に厳格なコンテンツ管理プロトコルを設けています。私たちにとってコンテンツとその保護は何をおいても尊重すべきものです。

またパートナーに対しても、当社がパートナー所有のコンテンツをどのように保護しているかを周知しています。消費者に対しては、他社との共同の取り組みとしてケニア海賊版対策パートナー (PAP) 協会に参加しており、私自身が初代会長を務めています。

クリエイターの皆さん、知的財産について時間を割いて学び、知的財産があなたのコンテンツを保護してくれること、あなたの権利を守りあなたの作品の価値を生かすうえで役に立つことを知ってください。

クリエイター、消費者、政府へ向けたメッセージをお願いします。

昨年のWIPOグローバル・アワード受賞式で
Yakwetu社を代表して出席したMike Strano氏。

クリエイターの皆さん、あなたの創造性を一番大切な資産として扱ってください。知的財産(IP) について時間を割いて学び、知的財産があなたのコンテンツを保護してくれること、あなたの権利を守りあなたの作品の価値を生かすうえで役に立つことを知ってください。WIPOアカデミーをはじめ、知的財産の理解に役立つ無料のオンライン講座がたくさんあります。

消費者の皆さん、プラットフォームを利用する際は、その収益がコンテンツのクリエイターに対して正当に分配されるプラットフォームを利用してください。そうすることでクリエイティブ業界が活気付き、すべての人々にメリットをもたらします。

政府の皆さん、クリエイティブ業界に権利を与える役割を負っていることを十分に認識してください。クリエイティブ業界と密接に連携し、法整備のニーズを理解し、法律制定を迅速に進めてください。現代社会では誰もがクリエイターであり、知財意識を高めるのに最もふさわしい時代です。新しい世代の人々は創造性を尊重しています。知的財産の扱い方を学ぶことができさえすれば、知的財産による恩恵を得られるようになるのです。

WIPOグローバル・アワードの受賞は、Yakwetuのビジネスにどのように役立っていますか?

当社の尽力が認められたことに担当チームは感謝しています。しかしこれはあくまでも始まりです。当社はいま、アワード受賞者としての期待に応えるという大きな責任を負っています。アワード受賞は当社のビジネスモデルが認められた証となりました。受賞により新たな投資家に当社の取り組みを知ってもらうチャンスが得られ、業務規模を拡大するうえで必要となるリソースを獲得しやすくなりました。受賞のおかげでYakwetuは次の段階へ進むことができるでしょう。その準備は十分にできています。

Yakwetuは2023年にエンターテインメント・テクノロジー分野のWIPOグローバル・アワードを受賞しました。WIPOグローバル・アワードは、知的財産をうまく活用して商業化を図るとともに、イノベーションや創造性によって社会に貢献している優れた中小企業 (SME) を称える賞です。Yakwetuは2023年にエンターテインメント・テクノロジー分野のWIPOグローバル・アワードを受賞しました。今年の受賞者は、7月にジュネーブで開催されたWIPO加盟国総会中に発表されました。

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