国際特許出願:40年目、更なる発展へ
2018/01/31
WIPOの特許協力条約(PCT)が、1978年6月1日に当初13の締約国で発効してから、2018年1月24日で40年の節目の記念日を迎えました。
それ以来PCTは、締約国152カ国にまで成長しました。PCTに基づく一つの国際特許出願を行うことで、これらすべての締約国において、同時に発明の保護を求めることが可能になりました。
世界の大手企業ならびに、個人の発明家、大学や研究機関も、PCT制度は、PCT締約国において特許の保護を求めるプロセスを容易にしたと評価しています。これは、世界の生活を変えたイノベーションの世界中への普及を促進しているということです。
2016年だけでも、前年より7%増で、23万3000件の特許がPCTを通して出願されました。2017年も、力強い成長が見込まれます。1978年から通算すると、合計で330万件の特許がPCT制度を通して出願されたことになります。