2023/05/22
2023年4月3~6日にかけ、WIPOはアフリカ広域知的財産機関 (ARIPO) と共同で、FIT/日本知的財産グローバルファンド (FIT/Japan IP Global) の支援を得て、ジンバブエのハラレにあるARIPO地域研修センターにおいて、クラウドネイティブの「IPAS 4」に関するWIPO地域研修プログラムをARIPO加盟国向けに開催しました。本研修プログラムには、ARIPO並びにボツワナ、カーボベルデ、エスワティニ、ガンビア、ガーナ、ケニア、レソト、リベリア、マラウイ、モーリシャス、モザンビーク、ナミビア、ルワンダ、サントメ・プリンシペ、セーシェル、シエラレオネ、スーダン、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ザンジバル及びジンバブエの各知財庁から32名の職員が参加しました。
本研修の主な目的は以下の通りでした。 (i) 参加者に対して、クラウド環境と、システムのサポート・メンテナンスに関する革新的な戦略について紹介する。 (ii) 参加者に対して、クラウドネイティブの「IPAS 4」とその新たな特徴・機能・サービスについて紹介する。 (iii) IPAS 4の導入に関する前提条件・必要条件について説明する。 (iv) クラウドホスティング型のIPAS 4に関するWIPOのサポート・メンテナンスモデルを紹介する。
本研修プログラムには、ARIPO並びにボツワナ、カーボベルデ、エスワティニ、ガンビア、ガーナ、ケニア、レソト、リベリア、マラウイ、モーリシャス、モザンビーク、ナミビア、ルワンダ、サントメ・プリンシペ、セーシェル、シエラレオネ、スーダン、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ザンジバル及びジンバブエの各知財庁から32名の職員が対面で参加しました。参加者の経歴はさまざまで、知財の管理・運用や法務、情報技術に関する幅広い知識と経験をお持ちでした。
研修の開会にあたり、ARIPO事務局長のBemanya Twebaze氏、日本国特許庁の情報技術統括室室長補佐の飯星潤耶氏、WIPOの知財庁向け業務ソリューション部門アフリカ地域マネージャーのGregory Sadyalunda氏より挨拶がありました。
イベントでは、下記の通り、WIPO IPAS 4.0のクラウドサービスに関するさまざまなトピックを取り上げ、関連する実演や実地体験の場を提供しました。