WIPOグローバル・アワード

WIPOグローバル・アワードは、知的財産をうまく活用して商業化を図るとともに、イノベーションや創造性によって社会に貢献している優れた企業や個人を称える賞です。

このコンペティションは、WIPO加盟国193ヶ国における多種多様な業種の応募者を対象に毎年開催されています。当初は中小企業を対象としていましたが、スタートアップ企業に特化した部門が2024年に新設されました。今後もさらに新たな部門が追加される可能性があります。

応募方法

WIPOグローバル・アワード2024

募集期間は2024年1月15日から3月31日まで

受賞者の顔ぶれ

2023年


Aerosol社

Aerosol社 — スロベニア

Centro de Retina Medica y Quirúrgica (CRMQ) 社

CRQM社 — メキシコ

Flexxon社

Flexxon社 — シンガポール

Lactips社

Lactips社 — フランス

Westwell社

Westwell社 — 中国

KissFuture社

KissFuture社 — 中国

Yakwetu社

Yakwetu社 — ケニア

2022年


Hydraloop社

Hydraloop社 — オランダ

Lucence社

Raycan社 — 中国

Shylon社

Lucence社 — シンガポール

Raycan社

Shylon社 — 中国

Splink社

Splink社 — 日本

受賞者のメンタリング

受賞企業には、知財に裏付けられたイノベーションと創造性の道をさらに前に進めていくことを目的とした個別メンタリング・プログラムが進呈されます。

このメンタリング・プログラムは、次の点を重視して受賞企業にメンタリングを提供します。

  • 商業化における知財活用の強化
  • 新たなビジネスパートナーシップの構築
  • 資金調達

国際審査委員会

受賞者は、世界的な功績が認められている著名人からなる独立した審査委員会による審議・評価を経て決定されます。

審査委員会は、包括的でインクルーシブな評価プロセスを保証できるよう、地理また性別、年齢、文化、言語、業界の多様性を重視して構成されます。

審査員は、テクノロジー、ビジネス、文化、政府、市民社会といった多様なセクターから選ばれ、クリエイティブ産業、医療、農業、製造業、IT、電気通信、観光、スポーツ、貿易、教育、金融などの分野にまたがる知的財産 (IP) に関する幅広い専門知識を有しています。

トロフィーの製作

WIPOグローバル・アワードは、イノベーションに取り組み、知的財産を通じて世界に前向きな変化をもたらすことを参加者に奨励するための賞です。受賞者の創造力、ひたむきさ、勤勉さを称え、その功績の象徴として特別にデザインされたトロフィーが各受賞者に贈られます。

ガラス工芸の美

壮麗なガラスの円盤からなるこのトロフィーは、卓越性を具現化したものです。WIPOのデザインチームのコンセプトに基づき、ベネチアのムラーノ島で40年以上の経験を積んだ熟練職人の手によって一点一点製作されています。

トロフィーの製作過程は、火で熱せられ柔らかくなったガラスを組み合わせることから始まります。青、オレンジ色、黄色の色合いを持つこの6枚のガラスを重ね合わせて円盤状にし、熟練した技と経験によって繊細な模様が作り出されます。

溶けたガラスを固形の円盤にするのは、至難の業であり、ガラス職人としての真価が問われます。ガラスの厚みが原因で冷ましている間にヒビが入ってしまう可能性があるため、制御された温度に徐々に戻され、ガラスが固化し、トロフィーの最終的な形状が生み出されます。

色と形でイノベーションを象徴

重なり合った半透明の楕円形からなるトロフィーは、限界への挑戦、創造的思考力がビジネスのプロセスに及ぼす影響、さらには理解し、イノベーションをもたらし、粘り強く取り組むために必要な柔軟性を表現しています。

それぞれの色は、情熱、意欲、決意を表しています。トロフィーのやや不規則な形状は混乱や変化への取り組みを、楕円形は継続的な向上のために必要な空間を象徴しています。

これらの形状の組み合わせによる波及効果は、受賞者が業界や世界に与える影響力を示しています。

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画像: WIPO

WIPOグローバル・アワード

WIPOグローバル・アワードは、知的財産をうまく活用して商業化を図るとともに、イノベーションや創造性によって社会に貢献している優れた企業や個人を称える賞です。

このコンペティションは、WIPO加盟国193ヶ国における多種多様な業種の応募者を対象に毎年開催されています。当初は中小企業を対象としていましたが、スタートアップ企業に特化した部門が2024年に新設されました。今後もさらに新たな部門が追加される可能性があります。

応募方法

WIPOグローバル・アワード2024

募集期間は2024年1月15日から3月31日まで

受賞者の顔ぶれ

2023年


Aerosol社

Aerosol社 — スロベニア

Centro de Retina Medica y Quirúrgica (CRMQ) 社

CRQM社 — メキシコ

Flexxon社

Flexxon社 — シンガポール

Lactips社

Lactips社 — フランス

Westwell社

Westwell社 — 中国

KissFuture社

KissFuture社 — 中国

Yakwetu社

Yakwetu社 — ケニア

2022年


Hydraloop社

Hydraloop社 — オランダ

Lucence社

Raycan社 — 中国

Shylon社

Lucence社 — シンガポール

Raycan社

Shylon社 — 中国

Splink社

Splink社 — 日本

受賞者のメンタリング

受賞企業には、知財に裏付けられたイノベーションと創造性の道をさらに前に進めていくことを目的とした個別メンタリング・プログラムが進呈されます。

このメンタリング・プログラムは、次の点を重視して受賞企業にメンタリングを提供します。

  • 商業化における知財活用の強化
  • 新たなビジネスパートナーシップの構築
  • 資金調達

国際審査委員会

受賞者は、世界的な功績が認められている著名人からなる独立した審査委員会による審議・評価を経て決定されます。

審査委員会は、包括的でインクルーシブな評価プロセスを保証できるよう、地理また性別、年齢、文化、言語、業界の多様性を重視して構成されます。

審査員は、テクノロジー、ビジネス、文化、政府、市民社会といった多様なセクターから選ばれ、クリエイティブ産業、医療、農業、製造業、IT、電気通信、観光、スポーツ、貿易、教育、金融などの分野にまたがる知的財産 (IP) に関する幅広い専門知識を有しています。

トロフィーの製作

WIPOグローバル・アワードは、イノベーションに取り組み、知的財産を通じて世界に前向きな変化をもたらすことを参加者に奨励するための賞です。受賞者の創造力、ひたむきさ、勤勉さを称え、その功績の象徴として特別にデザインされたトロフィーが各受賞者に贈られます。

ガラス工芸の美

壮麗なガラスの円盤からなるこのトロフィーは、卓越性を具現化したものです。WIPOのデザインチームのコンセプトに基づき、ベネチアのムラーノ島で40年以上の経験を積んだ熟練職人の手によって一点一点製作されています。

トロフィーの製作過程は、火で熱せられ柔らかくなったガラスを組み合わせることから始まります。青、オレンジ色、黄色の色合いを持つこの6枚のガラスを重ね合わせて円盤状にし、熟練した技と経験によって繊細な模様が作り出されます。

溶けたガラスを固形の円盤にするのは、至難の業であり、ガラス職人としての真価が問われます。ガラスの厚みが原因で冷ましている間にヒビが入ってしまう可能性があるため、制御された温度に徐々に戻され、ガラスが固化し、トロフィーの最終的な形状が生み出されます。

色と形でイノベーションを象徴

重なり合った半透明の楕円形からなるトロフィーは、限界への挑戦、創造的思考力がビジネスのプロセスに及ぼす影響、さらには理解し、イノベーションをもたらし、粘り強く取り組むために必要な柔軟性を表現しています。

それぞれの色は、情熱、意欲、決意を表しています。トロフィーのやや不規則な形状は混乱や変化への取り組みを、楕円形は継続的な向上のために必要な空間を象徴しています。

これらの形状の組み合わせによる波及効果は、受賞者が業界や世界に与える影響力を示しています。

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画像: WIPO

News

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WIPOグローバル・アワードについて

2022年に創設されたWIPOグローバル・アワード・プログラムは、あらゆる場所で生み出されるイノベーションや創造性がすべての人の利益となるよう、知的財産によって支えられる世界を実現するというWIPOの使命に根ざしたものです。

WIPOグローバル・アワードは、知的財産を活用して事業目標を達成し、収益を生み出し、雇用を創出し、また地域や世界の課題に取り組み地域社会や国の発展に貢献する発明者・クリエイター・起業家たちを表彰し、知的財産・無形資産の事業化を推進することを目的としています。

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WIPOグローバル・アワードについて

2022年に創設されたWIPOグローバル・アワード・プログラムは、あらゆる場所で生み出されるイノベーションや創造性がすべての人の利益となるよう、知的財産によって支えられる世界を実現するというWIPOの使命に根ざしたものです。

WIPOグローバル・アワードは、知的財産を活用して事業目標を達成し、収益を生み出し、雇用を創出し、また地域や世界の課題に取り組み地域社会や国の発展に貢献する発明者・クリエイター・起業家たちを表彰し、知的財産・無形資産の事業化を推進することを目的としています。

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