世界知的所有権の日 販促ツールキット2020年版

世界知的所有権の日は、知的財産(Intellectual Property, IP)に関する課題に対する一般の関心を集める絶好の機会です。

WIPOが毎年、全体的なテーマを掲げる一方で、注目を集める、または一般の認識を高めるという組織の目標を達成するためにイベントをどのように活用するのかはあなた次第です。

このツールキットでは、自身のキャンペンペーンを作成するために使用可能な様々なリソースを提供しています。

  • 環境に優しい未来とは、気候変動への取り組みおよびIP主導のイノベーションがこの共通のグローバルな課題を解決するための鍵となることを意味しています。
  • 気候危機に取り組み、環境に優しい未来を実現するため、気候に優しい新しいイノベーションおよび新しい思考が急速に必要とされています。知的財産制度がこれを奨励します。
  • 世界知的所有権機関は、イノベーションを支援するバランスの取れた効果的な国際知的財産制度を築くための取り組みをリードしています。
  • 地球に優しく、それにより私たち全員が恩恵を受けられる未来の形成に取り組む全ての先駆的発明者やクリエーターを称賛しましょう。

詳細情報

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ガイドライン

  • プレス PDF, press guidelines for IP Day 2020
  • ソーシャルメディア PDF, social media guidlines for IP Day 2020
  • ビデオ制作 PDF, video production guidlines for IP Day 2020

お問い合わせ先

ケーススタディ

ステークホルダーの皆様から、グローバルな課題に対応するローカルな解決策を開発している注目すべき人々についての情報を募集しています。

選ばれたケーススタディは、世界知的所有権の日のウェブサイトに掲載されます。加盟国もまた、該当のケーススタディまたはプロファイルを自身のキャンペーン関連のウェブページに掲載できます。

  • ケーススタディのガイドライン PDF, guidelines case studies, IP Day 2020

ケーススタディの提出

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(写真:qAIRa提供)

鉱業による大気汚染への取り組み

ペルーの新興企業、qAIRaは、ドローンおよび検知テクノロジーを使用して、国家の採掘作業に関連している汚染を含む、大気汚染に取り組んでいます。

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世界知的所有権の日が推奨するバーチャル・アクティビティ

拡大を続けるコロナウィルスのパンデミックを考慮して、2020年世界知的所有権の日についてバーチャル・キャンペーンを通じた広報活動を行います

組織として、私たちは何をしたらよいでしょう?

一般に向けた広報活動

  • 知的財産、イノベーション、プライバシー、偽造などに関するテーマについて、若者向けのオンライン論文コンテストを開催する。
  • 注目すべき発明者、アーティスト、デザイナー、起業家などの作品をオンラインで賞賛する。
  • アーティスト、パフォーマー、写真家、音楽家、発明者、企業家など特定のユーザーまたは潜在的ユーザーに知的所有権制度および利用可能なサービスについて情報を提供するバーチャル・ワークショップを開催する。
  • ポスター、パンフレット、放送枠など特定のオーディエンスに向けた地域に的を絞った知的所有の日の広報資料を作成し、オンラインで入手可能にする。
  • 知財庁または著作権機関のウェブポータルに知的財産の日バナーを掲載する。
  • 知的財産、ケーススタディ、ビデオ、知的財産の日のアクティビティ、クイズ、投票などについての一般情報を掲載したウェブサイトを作成する。
  • #worldipdayのハッシュタグ、ライブイベント更新、Twitterのチャットを使用して、知的所有権の日のアクティビティを、ソーシャルメディアを通じて宣伝する。
  • 創造性および実際の著作権の取り組みに注目を集めるために、メインテーマに沿った真コンテストをオンラインで開催する。
  • スポークスパーソンを見つける、またはスポークスキャラクターを作り、オンラインで特集する。
  • アーティスト、作家、発明者が彼らの作品およびそれがどのように知的財産と関係するのかについて紹介するインタビュー、ビデオ、ポッドキャストなどを制作し、オンラインで公開する。
  • イノベーションの影響、偽造および海賊版による損害、イノベーションに対する考え方などについての研究、統計データ、調などを発表する。
  • 知的財産を保護するための最善策について学ぶことに興味がある人のために、現地の弁護士事務所または学術機関と無料の知的財コンサルティングまたは質疑答セッションをソーシャルメディアまたはその他のオンラインテクノロジーを介して開催する。
  • ソーシャルメディアキャンペーンを開始し、新進およびベテランの発明者/クリエーターが、例えば、知的財産制度に関する自身の経験、または制度の今後について望むことなどを(既存のブログへの投稿、ビデオブログの投稿などを通じて)共有することを奨励する。
  • 環境に優しいイノベーションの世界における知的財産の役割について説明する。

メディアに向けた広報活動

  • 現地の新聞社および報道機関と協力し、知的財産関連のテーマについての記事を発表する。
  • ラジオ局やテレビ局と連絡を取り、創造性およびイノベーションをどのように奨励するかについての討論番組を放送する。
  • 知的所有権の日のアクティビティに関するバーチャル記者会見を開催する。
  • 時間のない報道陣のために理解しやすい正確な情報をまとめた報道用のデジタル資料セットを作成する。

企業に向けた広報活動

  • 知的財産制度の使用を通じて中小企業がどのように利益を得られるかについて、地元の企業および商工会とバーチャル・ワークショップを開催する。
  • 発明者協会またはデザイナーと協力して、発明またはデザインに関するをオンラインで発表する。

学校/大学に向けた広報活動

  • 大学でウェビナーまたはオンラインカンファレンスを開催し、学生、学部、研究者の間で知的財産および知的財産がもたらす利益についての認識を高める。
  • 共通の課題を解決するためのデジタルコンテストを開催する、または、知的財産が発明家、作家、音楽家などにどのような影響を及ぼすかについて、彼らによるビデオプレゼンテーションを行うことで、学校で知的財産の日を記念する。
  • 科学博物館や美術館を巻き込み、展示、イノベーション、知的財産の繋がりについてのバーチャル・プレゼンテーションを行う。