新しいMadrid e-Renewalサービスの開始:2019年4月29日
2019年4月25日
完全リニューアルしたMadrid e-Renewalサービスにより、 オンラインでの国際登録の更新時におけるユーザー体験が変更になりました。4月29日以降、WIPO アカウントを通じて新しいe-Renewalサービスにアクセスすることで、ユーザーは オンラインで全ての更新依頼の出願ができるようになります。これにより、出願がさらに明確になり、ユーザーはよくある間違いを回避し、即時トラッキングを使用できるようになります。
e-Renewalに関して期待される主な改善点
Madrid e-Renewalサービスは、商標ユーザーに リニューアルされた手順を段階的に案内します。数ある改善点の中から重要なポイントをいくつか以下に示します。
- 確認メールおよび印刷可能な概要を通じて独自のWIPO参照番号を即時に受け取れるため、Madrid Monitorを使用して、より素早く、簡単に更新状況を確認できます。
- 締約国および商品・役務の選択がさらに簡単になりました。これには、保護されていない商品・役務を更新するオプションも含まれます。(MM11 formの第4項)
- これまでになく魅力的で、直感的なユーザーインターフェース。
- WIPOアカウントからのみアクセス可能な完全に追跡可能なサービス
新しい100%オンラインサービスは4月29日月曜日より使用開始となりますが、既存のe-Renewalサービスは、2019年8月1日までの移行期間中は使用可能です。これを念頭に置き、次回の更新手続きに新しいサービスを使用して、新しい改善点を体験してみてください。
開始方法:専用ウェビナーに登録する
WIPOは使用開始の同日に、新しいe-Renewalサービスに関する専用ウェビナーを公開します。これは、国際商標登録をより明確かつ効率的、そしてより簡単に更新する方法について学ぶ素晴らしい機会です。
4月29日の「新しいMadrid e-Renewalサービスを始める」ウェビナーに今すぐ登録しましょう。
e-Renewalはどのように機能しますか?
マドリッド制度の国際登録は10年間有効で、WIPOで直接更新できます。e-Renewalサービスでは、更新依頼をオンラインで出願でき(有効期限の3ヶ月前または有効期限の後6ヶ月以内)、クレジットカードまたはWIPOの予納口座から更新費用の支払いができます。
注意!
完全なオンラインサービスには、更新の各段階に対するリアルタイムチェックが組み込まれています。紙面のフォームを記入する必要はなく、ユーザーフレンドリーかつ時間が節約できる手順で、国際登録更新の記入および確認ができます。
始めるためにはまずWIPO アカウントからMadrid e-Renewalにログインします(4月29日以降)。そして、国際登録番号を入力し、登録の更新を希望する締約国を選択し、支払い情報を入力して、手順を完了します。
質問があれば...
全ての更新はマドリッド制度の共通規則のもと統制されています。更新手順に関する追加情報に関しては、How to pagesを参照するか、もしくは詳細についてこちらまでお問い合わせください。